説明する必要もないかもしれませんが、GitHubはGitリポジトリのホスティングを行う有名なサービスです。
GitHubは一年に一度、Octoverseと呼ばれる資料を無料で公開しています。
https://octoverse.github.com/#chart-public-oss-creation
資料には、現在のトレンドとなっているプログラミング言語だけでなく、活発な動きがあった地域なども明示されています。
今回はその中で、興味深い内容を三つ取り上げてみたいと思います。
1. トレンドのプログラミング言語
2. オープンソースプロジェクトが活発に!
3. 世界的にプログラミングへの関心が高まる!?
1. トレンドのプログラミング言語
GitHubでリポジトリとして管理されている中から、割合の多い言語をランキングにしてくれています。
例年と変わらず、JavaScriptは不動の人気を誇っています。
Javaは少し順位を落としており、Pythonが追い上げを見せているようです。
中でも興味深いのは、TypeScriptが前年と比較して7位から4位への浮上でしょうか。
JavaScriptの代替言語という認識ですが、どうして今になって流行りが見えるのか、有識者の方いらっしゃれば見解を頂きたいです。
2. オープンソースプロジェクトが活発に!
GitHub上で進められているオープンソースプロジェクトも増加傾向にあることがデータで示されています。
オープンソースプロジェクトは、Androidなど世界的に公開して開発を行っているものです。(解釈に間違いあったらすみません:アセアセ:)
新しく開始されたプロジェクトの数やCotributeの数をみても、今後はオープンソースとしてよりよいソフトウェアを開発していく動きが増えていくかもしれません。
特に、新規プロジェクトに関わるトピックとして「COVID-19」が多くありました。
世界中の人が一丸となって、ITの力で打開していこうという動きが見えて頼もしく感じます。
3. 世界的にプログラミングへの関心が高まる!?
前年と比較して、新しいリポジトリの生成が30%増加しているデータが示されています。
Covid-19で在宅でのリモート勤務が世界的に増加しました。
通勤がなくなることで生まれた時間からプログラミングを新しく始めたり、仕事とは別の開発を進める人が増えたようです。
ロックダウン/外出自粛で自分を見つめ直す時間が多くあったために、ITへの投資を考える人は少なからずいたのかもしれません。
最後に
資料の内容は非常に充実しており、無料とは思えないほどです。
今回は私なりに気になった内容のみをピックアップしていますが、他にも色々な切り口から分析がなされています。
(地域ごとに動きが活発だったところや、ビギナーとベテランごとにどのような動きの変化があったかなど、、)
今後のIT業界の動きや、世界的な動向を知る上で有益な情報が隠れているかもしれません。
気になった方は資料資料を手元に落として読み進めて頂ければと思います。
そして、意見も含めて情報をシェアして頂けると嬉しいです!